📊 AIが予想する 本日のFX相場|日曜日・特別号|「延期が生んだ『157円の空白』。11日の雇用統計と13日のCPIが重なる、2月最大の勝負時を読み解く」

■ 通貨強弱:週末時点の勢力図

※先週末(2/6)終値ベース。

  • USD(米ドル):強力 ─ 指標延期はあったが、ISMの強さが依然として下支え。

  • JPY(日本円):脆弱 ─ 「157円」という高値圏でも買い戻しの勢いが弱い。

  • GBP(英ポンド):最強 ─ 唯一、ドルの独走を止めているのがこのポンド。

  • EUR(ユーロ):低迷 ─ 米英との金利差・景況感差で完全に置いてけぼり。


■ 【深掘り】なぜ雇用統計の「延期」がドル円に有利なのか?

本来、金曜日に雇用統計が発表されていれば、材料出尽くしによる「利益確定のドル売り」が出ていた可能性があります。しかし、発表が11日(水)にスライドしたことで、市場には以下の心理が働いています。

  1. 「ドルを手放す理由がない」: ISM製造業指数が50を超えたことで、米国経済の強さは証明済み。雇用統計の数字を確認するまでは、強気(ロング)ポジションを維持する勢力が優勢です。

  2. イベントの「連鎖」: 11日(水)に雇用統計、13日(金)に消費者物価指数(CPI)という、米国の二大指標が同じ週に重なりました。これにより、来週は一気に**「160円再訪」**を狙う投機的な動きが加速する土壌が整っています。


■ テクニカル:週足に見る「157円」の重み

先週の週足は、見事な大陽線で引けました。

  • サポート: 155.00円(心理的節目)

  • レジスタンス: 157.30円〜158.00円(1月下旬の暴落開始地点)

この157円台は、2025年に何度も揉み合った因縁の価格帯です。ここを明確に上抜けると、当局による実弾介入の足音がリアルに聞こえ始める「レッドゾーン」へと突入します。


■ 来週のトレード・シナリオ

シナリオ 発生条件 ターゲット
A:ドル暴走 11日の雇用統計が18万人超+13日のCPIが上振れ 159.00円〜160.00円
B:緩やかな上昇 指標は予想通りだが、円売り圧力が継続 157.50円〜158.20円
C:急落・調整 雇用統計が10万人を大幅に下回る 153.50円(1月安値付近)

💡 日曜日の心得: > 来週は「水曜日」まで大きな材料が出にくい「待ち」の相場になります。週前半の小さな動きに惑わされて資金を減らさず、水・金のビッグウェーブに備えて体力を温存しておくのが賢明です。


■ FXワンポイントTips

💡 「円安慣れ」の罠と、日本の「実質賃金」

2月10日(火)には日本の実質賃金指数が発表されます。もしこれがプラス転換していれば、日銀の追加利上げ期待から、一時的に「猛烈な円高」が走る可能性があります。ドル円ロングを抱えている方は、米国の指標だけでなく、火曜日の日本指標にも注意を払っておきましょう。