📊 AIが予想する 本日のFX相場|「160円の門番と、今夜の米PPI・小売売上高」。介入警戒感は極限。高市首相と中東大使の会談が原油安を呼べるか

■ 通貨強弱(前日 3月11日の確定値)

※東京時間午前6時時点の「日足」基準。

  • USD(米ドル):90 ─ 【最強】 30年債入札が低調で金利上昇。ドルの地位がさらに盤石に。

  • CAD(加ドル):60 ─ 原油価格の乱高下に伴い、勢いはやや減衰。

  • GBP(英ポンド):55 ─ 対円では203円台。ドル高に引っ張られ、クロス円でも強さを維持。

  • AUD(豪ドル):45 ─ 米金利高を受けたリスクオフの売りが継続。

  • EUR(ユーロ):25 ─ 地政学リスクと金利差のダブルパンチで、対ドル1.07前半を推移。

  • JPY(日本円):10 ─ 【最弱】 159円台が「日常」になりつつある恐怖。介入以外に救いがない状態。

■ 本日の相場展望:159円台の「死の舞踏」

159円台に乗せたことで、もはや普通の経済指標だけでは動きが説明できないフェーズに入りました。

  1. 実弾介入への「カウントダウン」:

    昨日の三村財務官の「非常に強い牽制」に加え、本日、高市首相が中東諸国の駐日大使と急遽会談します。これは「原油安への働きかけ」を通じた、間接的な円安阻止策。政治的な動きが活発化しており、159円台後半での**「奇襲的介入」**はいつ起きてもおかしくありません。

  2. 米・PPI(生産者物価指数)と小売売上高(21:30):

    今夜の最重要指標です。昨日のCPIに続き、PPIも強ければ「インフレ再燃」が確定。さらに小売売上高まで強ければ、ドルの「160円アタック」を止める術は介入以外になくなります。

  3. 158.80円のサポート確認:

    昨晩の安値付近がサポートとして機能しています。ここを割り込まずに推移すれば、ロンドン時間から再び159.50円を目指すエネルギーが蓄積されます。


■ 本日のトレード戦略

  • ドル円: 「ノーポジが最大の戦略」。今のレートで買うのは介入による「3〜5円のドローダウン」を覚悟する必要があります。一方で、売るのも米金利上昇という激流に逆らうことになります。もしエントリーするなら、21:30の指標直後に**「指標とは逆方向に大きく動いた瞬間の逆張り」**(=介入発動とみなす)に賭けるギャンブルトレードのみです。

  • ユーロドル: 1.0700ドル付近。米指標が強ければ1.06台へのダイブ、弱ければ1.08への急反発が期待できます。


■ 本日の主な経済指標(2026年3月12日)

※今夜の「PPI」と「小売」のセットが、今週のドル高の「トドメ」になるか注目です。

時間 指標 / イベント 重要度 予想 / 前回
21:30 生産者物価指数(PPI) ★★★★★ 前月比+0.3%
21:30 小売売上高(2月) ★★★★★ 前月比+0.8%
21:30 新規失業保険申請件数 ★★★★ 21.0万件
随時 高市首相 vs 中東大使 会談 ★★★★ 原油価格への言及に注目

■ FXワンポイントTips

💡 「160.20」という2024年の悪夢

多くのトレーダーの視界には、2024年4月に記録した160.20円が入っています。当時、そこを抜けた瞬間に巨大な介入が入りました。つまり、160.00円〜160.20円の間は**「売り注文が集中する巨大な壁」であると同時に、「突破すれば一気に165円まで吹っ飛ぶ真空地帯」**でもあります。歴史が繰り返すか、塗り替えられるか。その境界線に今、立っています。